摂津 池田城

池田城復元天守

池田城・復元天守 2004年9月5日

名称

池田城

城の種類 平山城

 摂津・池田城です。
実はこの池田城、2回目の登城となります。
前回の登城のときはデジカメを忘れてしまい、涙を呑みました。 この時は携帯にカメラも付いてなく、佐倉城のようなことも出来ず、 また洲本城のように使い捨てカメラを買う余裕!?もなく、あきれめた次第です。。。
 2回目にして、ようやく公開の運びとなりました。

さて、この池田城ですが。 築城は南北朝から文献が残っており、16世紀までの二百数十年もの間、この地に城郭として存在していたようです。

板塀と排水路の遺構  池田城、最大の見せ場は左の写真の虎口ではないでしょうか? 復元天守にあった説明によると、織田信長が摂津の国に将軍・足利義昭を擁して攻め入り、摂津の国人たちは一斉信長に寝返りますが、池田氏は籠城します。
 しかし、最終的には降伏し信長の家臣となります。
 その後、この池田城が改修を受けるのですが、それまで1度しか曲がらずに城門に辿りづくものが、織田方の築城技術により、2度曲がらないと城門に辿り着けなくなっています。
 作者は復元櫓にあった資料と照らし合わせて、この虎口の状況を確認したのですが、往時のような遺構を確認することが出来ませんでした。。

 最後に、池田城登城の際に立ち寄っていただきたいのが、城山勤労者センターです。
 そこには往時の池田城・惣構えの模型が展示されています。 その他にも発掘調査時の地層の様子など、展示数は小規模ですが、池田城登城の際は、是非立ち寄ってみてください。